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強い浄化作用を持つ活性炭の仕組み

【活性炭の特徴とは?】
活性炭とは、微細孔と呼ばれる小さな穴がたくさん入っている炭素構造の物質のことを指します。この孔が無数に入っていることによって、様々な物質を吸着するという特性を持っています。この非常に小さな孔の中に、汚染物質を始めとする物質が入り込み、いわば罠にかかったような状態ではまってしまいます。すると、その炭の中に物質が付いたままはがれることがなくなります。こうして、炭素の周りにある物質を吸着して取り込むという働きをするのです。

細かな孔があるため、通常の炭よりも表面積が大きくなります。通常の炭の表面積は1グラムあたり平均で400平方メートル程度ですが、活性炭の場合は実に800から2,000平方メートルもあります。その分、よりたくさんの物質を吸着できるのが特徴です。

【高温で加工することによって製造される】
原料となるのは炭素を多く含む物質で、ヤシ殻や木材、竹、石炭などがあります。こうした原料を、水蒸気や二酸化炭素などの高温ガスを吹きかけることで、通常の炭よりも高温処理することで作れます。高温になる分、原料の表面にたくさんの微細孔ができて吸着力がアップするのです。

【使えるシーンがかなり幅広い】
こうした物質の吸着機能は、様々な目的で使用できます。多くの場合、汚れや臭みの原因となる物質を取り除くために用いられます。たとえば、汚染された河川に大量に入れることで、ゴミなどによって生じた汚れが取れて澄んだ川になるという効果があります。また、食品の分野でもよく使われます。お酒の醸造プロセスにおいて投入することで、クセのある匂いを取り除くことができて、すっきりとした風味になるというメリットがあります。さらに、家庭でも浄水器などに使用されています。フィルターの中に詰められていて、この部分を水道水が通る時に浄化されるという仕組みです。また、毒などを誤って飲み込んでしまった場合、胃に活性炭を入れることで解毒できるという医療面での使用もなされています。

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